アイシングをする時に、まっすぐ線が引けないんです!
アイシングクッキー 講座(第9回)by CL.Kaleidoscope
こんにちは。
「無料!アイシングクッキー 講座」にお越しいただき、ありがとうございます。
「作って楽しい・贈って喜ばれるお菓子」アイシングクッキー 教室オーナーのRenaです。
今日は、アイシングクッキー を作るときのお悩み、「線を引く」ことについてお話しますね。
アイシングクッキー を作る時に、まず最初に練習すること!
それは線を引く、円を描く、模様の付け方など、アイシングクッキーををきれいに作るための基本のお作法。
体験レッスンや1dayレッスンでは省略されがちで、地味だけど、本当はとっても大切なことなんです。
線をきれいに引くコツ
・アイシングクリームの硬さ調整をどうするか
・手を固定して線を引く
・長い線を引くときは、アイシングを持ちあげながら引く
・アイシングを押す強さと手を動かすスピードに気を付ける
これらは、アイシングクッキー を作る際の基本ですが、上手にできるようになれば、アイシングクッキー がきれいに作れるようになりますよ。
本来なら、アイシングクッキー 基礎レッスンでお教えしている内容なのですが、お話しさせてもらっちゃいますね。。
アイシングクリームの硬さ調整
アイシングクリームの硬さは、アイシングクリームが硬すぎず緩すぎない状態がベスト!
普通、「アイシングクリームが少しお辞儀するくらい」と言うことが多いかもしれません。
でも、それは、アイシングクッキー初心者に向けた一番分かりやすいだろうと感じる目安なんですよね。
これは、あくまでも目安であって、実は、アイシングクリーム の硬さは、部屋の温度やコルネの形(アイシングクリームをいれる袋のこと)、アイシングクッキー の初心者なのか、経験者なのかによって多少変わってきます。
アイシングクッキー講師には「この硬さにしてください!」と教わる人が多いですが、それは、その先生の作りやすい硬さなんですよね。
だから、初心者に同じことを言っても要領が良い人でないと難しい!と感じる人もいるかと思います。
目安の硬さはあれど、言われた硬さにしてみたけどできない人は何が悪いのか、どうすれば良いのかわからないですよね?
実際、何回もやっていくうちにわかってはくるものですが、どうすれば改善できるのか自分で気付けなかったら、上達スピードは遅く、「できな〜い!」って嫌になってしまいますよね。
当サロンの「アイシングクッキー 基礎レッスン」では、基本的なことを踏まえつつ、個々人にあった、やりやすそうな方法も提案していきます。
本人が納得できるまでお教えしますよ。
納得できないときは、食いついて来てもらって大丈夫ですからね!
それが、アイシングクッキー をきれいに作れるようになるコツですよ♪
手を固定する
「手を固定して線をひく」ってアイシングの線を引く時に、とても大事なことなんですが、初心者の方は忘れがちなポイント。
コルネを持つ手を反対の手で支えてコルネを動かすようにしてみてください。
写真を撮るとき、「カメラを持って脇をしめて撮りなさい」とか、「三脚を使って撮りなさい」とか言われますよね。
それと一緒で、アイシングをするときも手を固定してやると、ガタガタしないでまっすぐな線が引けるようになります。
密かに人気の「大島紬のドレスのアイシングクッキー 」
これは、まっすぐな線をたくさん引いて作っています。
大変そうに見えるかもしれませんが、線がまっすぐ引く練習には持ってこいです。
そして、見た目にも「なんだかすごい感出ていません?」(笑)
でも、やっていることは、基本の線を引くというもの。
初心者の私が作った作品なので、集中力と根気さえあれば、初心者でもできると思います!
細かい作業ではありますが、達成感はめちゃくちゃありますよ!
長い線を引くときは、アイシングを持ちあげながら引く
線を引く様子を動画にしてみました。
線を引くときは、アイシングクリームの先端をクッキーに近づけて線を描くのではなく、アイシングクリームを出しながら先を見据え、アイシングクリームが垂れてくるのを見ながら線を引いていきます。
車を運転する時って、遠くを見ませんか?
近くを見ると急ハンドルになったりフラフラしたりしないですか?
それと同じで、アイシングで線を引くときも、線を引きたい方向と、アイシングクリームの垂れてくる位置を確認しながら線を引いてみてください。
アイシングを押す強さと手を動かすスピードに気を付ける
これは、ちょっと難しいかもしれないんですが、とっても重要なことなのに、ベテランのアイシングクッキー 講師があまり教えてくれないこと。
アイシングクッキー を作る際、気を付けてもらいたいのが、アイシングクリームの出てくる量と手を動かすスピード!!
アイシングクリームがきちんと出ていないので、線を引くスピードが早いと線が切れてしまいます。
また、アイシングクリームが十分に出ているのに線を引くスピードが遅いと、アイシングクリームが溜まってしまったり、線がふにょふにょになってしまうことがあります。
これは、アイシングクリームの硬さやコルネの形、アイシングクリームの線の太さでも変わってきます。
何度も練習してコツを掴めたら、どんなアイシングクッキー もきれいに作れちゃいますよ♪
まとめ
・アイシングクリームの硬さ調整はクリームが少しお辞儀する硬さではあるが、道具の種類・習熟度・部屋の環境も気を遣うと上達できる
・コルネ(アイシングが入った袋)を持つ手を、反対の手で支え、安定させて線を引く
・アイシングクリームが落ちてくるのを見ながら、線を描く(アイシングクリームの出てくる先端を動かすわけではない)
・アイシングクリームの出てくるスピードと、手を動かすスピードを調整しながら線を引く
今日のレッスンはいかがでしたか?
アイシングの線を引くのは誰でもできるんですが、ポイントを踏まえて線を引く練習をすると、きれいに引けるようになりますよ!
一度ではできなくても、何度も練習すればできるようになります。
是非、試してみてくださいね
次回はレッスン最終日になります。
これまで、お読みいただきありがとうございました。
最後までお楽しみいただけると嬉しいです。
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