クッキーを上手に型抜くコツは?
アイシングクッキー 講座(第8回)by CL.Kaleidoscope
こんにちは。
「無料!アイシングクッキー 講座」にお越しいただき、ありがとうございます。
作って楽しい・贈って喜ばれるお菓子」アイシングクッキー 教室オーナーのRenaです。
今日は、「クッキーを焼く時に上手く型抜きができない!」というお声があるので、それについてお話しますね。
クッキーを型抜きする時にやったら良いこと
最初から、ど〜んと結論をお伝えしちゃいます!
- クッキー生地の温度を見直せ!
- クッキー型とクッキー生地温度の相性を知れ!
- クッキーの型抜きの際は、筆を使え!
です。
これだけ言って、「わかりました!」とはならないかもしれないので、順を追って説明していきますね。
クッキー生地の温度を見直せ!
クッキー生地を作った時、生地が出来上がってすぐに型抜きをしていたりしませんか?
クッキー生地を作ってすぐの生地は、生地温が高くなっている場合があります。
大体クッキー生地の出来上がり温度が20〜21℃くらいに仕上がると、生地がだれたりせず扱いやすいのです。
それに対して、クッキーの型抜きをする場合の生地温度は6〜10℃くらいが抜きやすいんです。
なので、出来上がった生地は、すぐには型抜きせず、必ず冷蔵庫や冷凍庫で1時間以上は寝かせてから型抜きをしてください。
(生地を寝かせる理由が他にもあるので、最低1時間以上が寝かせたいところですが、こだわらなければ、クッキー生地が冷えたら型抜きしてもらっても構いませんよ。)
温度で示されても、わからないかもしれないので、補足すると、
・型抜きするときの生地が、あまりガチガチに硬くないこと
・手で少し押すと表面が多少柔らかさを感じられる程度
で型抜きをすると良いでしょう。
指の跡が残ってしまうほどに柔らかくなっていたり、クッキー生地の表面がテカテカしてきてしまったら、再度クッキー生地を冷やしてから型抜きするようにしてくださいね。
テカテカしてきてしまった生地は、そのまま扱っていると生地の状態が悪くなってきてしまいますので、要注意です!!
生地温度が柔らかすぎると型に生地がついてしまうし、
生地が柔らかいからと言って、型に小麦粉を付けて型抜きすると、余分な粉がクッキー生地に含まれてしまうので、クッキーが硬くなってしまいます。
そんなことにも気をつけられたら、きれいなクッキーが焼けるようになりますよ!
クッキー型とクッキー生地温度の相性を知れ!
クッキー型にも種類があるのを知っていますか?
クッキー型には、主に、金属製の型とプラスチック製の型があります。
金属製の型は、プラスチック製の方に比べ、頑丈で力で押しても、型抜きしたクッキーが歪むことはほぼないですが、
プラスチック製の型は、材質的に弱く、力で押して型抜きをすると、型抜きしたクッキーが変形してしまうことがあります。
また、金属製の型は、頑丈でしっかりしているので、生地温が少し低くても型抜きできるのですが、
プラスチック製の場合は、強度が劣るので、クッキーの生地温を少し高めにしてあげると型抜きしやすくなります。
クッキーの型抜きの際は、筆を使え!
「クッキーに筆?!」と思うかも知れも知れません。
クッキーの型抜きをする場合、クッキー型に付いてしまった生地を手で押して型から外していませんか?
クッキー生地温が低く、硬い場合はそれでもいいのですが、生地温が高くなると、指で生地を押すとどうしても指の押した後が生地についてしまします。
それを避けるためのアイテムとして筆を使うんです!!
生地と型の境をそっと筆で押してやると、押したような後がくっきりつくことはありません。
また、細くて指では押せないような場所は、爪楊枝を使って押していた人が多いのではないでしょうか?
爪楊枝を使うと細かい・細くて型抜きしづらい場所の生地も押し出せますが、爪楊枝の線が残ってしまうことがあります。
また、指で押すと、体温が生地に伝わって生地温度が上がってしまいます。
そんなことが起きない為にも、筆を使うのはおすすめです。
クッキー作り用の筆を1本用意してみるのはどうでしょうか?
まとめ
クッキーは簡単そうに見えて奥が深いですよね〜!
レッスンに来てくださった生徒様は、「おぉ〜!」「きれいに抜ける〜!」「感動〜!」と喜んでくださいます。
ちょっとしたことですが、クッキー作りがきれいに、上手になるコツがあります!
知っているのと知らないのとではクッキーの仕上がり具合が全然違いますよ!
是非試してみてくださいね。
1つ気になったら、また別のところが気になったりして。。
クッキーの研究・進化はとまらないです。
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