クッキーの賞味期限、保存方法はどうすればいい?
アイシングクッキー 講座(第10回)by CL.Kaleidoscope
こんにちは。
「無料!アイシングクッキー 講座」にお越しいただき、ありがとうございます。
「作って楽しい・贈って喜ばれるお菓子」アイシングクッキー 教室オーナーのRenaです。
今日は、誰も教えてくれない、「アイシングクッキー の賞味期限と保存方法」のお話です。
アイシングクッキー の保存方法
アイシングクッキー は、とても湿気に弱いお菓子です。
なので、湿度の高い場所に置いておくと、アイシングの状態が悪くなってしまいます。
また、クッキーの美味しさが落ちてきます。
アイシングクッキー を作った際は、必ず乾燥剤と共に空気に触れないように、密閉容器に入れて保存するようにしてください。
そして、アイシングクッキー を冷蔵庫に入れて保存ることはおすすめしません。
というのは、すぐ食べてもらえれば良いのですが、冷蔵庫から出したアイシングクッキーは、部屋との温度差で結露してしまい、アイシングの表面が湿ってしまうことがあります。
すると、アイシングが溶けたり、湿って質が悪くなってしまいます。
もし、冷蔵庫に入れて保管する場合は、冷蔵庫から出したらすぐにお召し上がりいただくか、結露がつかないように温度管理をすると良いです!
ひんやりさくさくで、それはそれで美味しんですよ!
たまにクッキーを冷凍庫に入れて冷やして食べるという方もいます。
ひんやりして、クッキーの種類ではおすすめする場合もあるんですが、アイシングクッキー を冷凍庫で保存した場合も、冷凍庫から出したら、アイシングの質が悪くなる前に食べてくださいね。
また、クッキーが直射日光に当たると、色が悪くなることがあります。
特に抹茶などのクッキーは光に当たると、色が変色してしまいやすいクッキーになります。
なので、クッキーを焼く際も、オーブン内の照明を消してあげるとよかったりもします!
クッキーの保存は直射日光の当たらないところで!も重要な保存方法の1つになります。
クッキーの賞味期限について
クッキーの賞味期限は、クッキーを作る材料によって変わってきます。
市販のクッキーの賞味期限が長いのは、保存料や防腐剤が入っていることもあるかもしれませんが、基本的に賞味期限を長くできるように材料の配合を調整しています。
例えば、バターの代わりに植物油脂を使ったりします。
バターが入ることで風味を良くしたり、食感を調整することができるのですが、賞味期限が短くなってしまいます。
バターの代わりに植物油脂を使うと賞味期限を長く設定できたり、コストを抑えることができますが、バターを使って作ったクッキーの風味は出せません。
販売側が陥るジレンマですね。
何を優先するかはお店ごとに違ってくるので、クッキーごとに賞味期限は変わってくるんです。
バターを使わなくても美味しくする方法だったり、食感を良くする方法はあります。
市販のクッキーは賞味期限を長くしつつ、食感もさることながら、美味しく作れちゃうんだからすごいですよね〜!
当サロンのクッキーは、主に小麦粉、砂糖、バター、アーモンドプードルを使って作っています。
なので、賞味期限は長くても1ヶ月以内で設定しています。
でも、是非とも早目に食べていただきたい!
それはなぜか?
先ほどもお伝えしましたが、乾燥剤を入れ、密閉したとしても、クッキーを作る材料、特にバターやアーモンドプードルは日を追うごとに酸化していき、味が変化してしまうからです。
賞味期限を長くするために、それらの材料を使わないで作ることもできるのですが、なるべく本物の味、風味が良い、美味しいクッキーにこだわって作っているので、なるべくなら早く食べていただきたいのです。
もちろん、賞味期限は開封前の状態で!というのが条件になります。
せっかく乾燥剤を入れ、酸化しにくい専用の袋に入れているのに、開封してしまったら、あっという間に湿気たり、酸化して味が落ちてしまいます。
食べかけのクッキーは、密封して保管し、早目に食べるようにしてくださいね。
コレ↓は私が持っている簡易版のクリップシーラですが、
今は袋を密閉するシーラーが100均でも買えるので、クッキーをプレゼントしたいな〜という方は購入してみるのも良いかもしれません。
シーラーで袋が止めてあるだけで、プレゼントされた方は「おぉ!売り物みたい!」と感動してくれますよ!
お店で売っているように個包装してみるだけで、美味しそう感もアップするような、そんな印象を受けることが多いです(笑)
よかったら試してみてくださいね。
まとめ
自分が作ったクッキーの賞味期限は自分で決めていいんです。
賞味期限に決まりはありません。
自分で食べてみて、美味しいと思える期間内で設定してもらうのが一番ですよ!
そして、きちんとした保存方法を知ったうえで、少しでも長く美味しいクッキーを楽しんでくださいね。
・クッキーの封を開けたら、早目に食べる
・クッキーを保存する際は、乾燥剤を入れて密封し、高温多湿の場所を避けて保存する
・アイシングクッキーを冷凍・冷蔵庫での保存は避ける。
・アイシングクッキーを冷凍・冷蔵庫で保管する際は、結露ができないようにする
・クッキーの賞味期限は、材料によって変わる
・酸化しやすい材料を使っているクッキーレシピは、賞味期限を短く設定する
いかがでしたか?
今回で「無料!アイシングクッキー 講座」は終了となります。
長い間、最後までお読みいただきありがとうございました。
長かったですよね〜!すみません。。(笑)
無料レッスンするなら、惜しみなくお伝えしたくなってしまって。。
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メール配信型の講座なら、思い立った時に読み返せるのも良いところかと思います。
気になったら再度読んでみてください。
たまに、「メールが消えちゃいました!もう一度教えてください!」
というメッセージもいただきます。
質問や疑問などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
少しでも、クッキー作りが楽しく、上手に作れるようになることを祈っています。
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お待ちしています✨
全10回の「無料!アイシングクッキー 講座」に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
心を込めて感謝いたします。
Cookie Lab Kaleidoscope(クッキーラボ・カレイドスコープ)
オーナー今村れな